毎日眠いのは気温のせい?

今日は「レディ・イン・ウォーター」を見た。

卒論のやる気が深夜にならないと起きなくて困る。それに最近は完全昼夜逆転生活で、今日は早朝「すずめの戸締り」でも見て整えようか、などと思っていたが、家を出る寸前(7:00)に撃沈。起きたのは14:00。ダレてんなあ。最近映画は、大体朝一番の回に行って寝るようにしている。「マッドゴッド」は良い寝心地(2回目だし)、「ブラックアダム」は面白くて寝れなかった。眠剤の代わりに映画館。ホントに生活習慣が治る。

そっからとりあえず映画2本見て、これから研究室へ。

 

 

「レディ・イン・ウォーター」安アパートの管理人はある日、アパートのプールにいた妖精(ニンフ)を見つける。妖精はブルー・ワールドという水の世界からやって来て、その世界に帰るためにタカに連れていってもらわなくてはいけない、という。しかしプールの獣が生息しており、陸に上がった河童である妖精は食われてしまう、と。だから助けて欲しいというのだ。管理人は、単なる狂人か?と疑いの目を向けるが、自分の舌があまりにも流暢に回るので驚く。この妖精には本当に力があるのではないか。

管理人が住む部屋→プールまでは約30メートルなのだが、このたった30メートルを巡る攻防戦。こんなしょうもない見せ場…す、すごい。「ミスター・ガラス」でもラストが駐車場だったんで驚いたが、こっちはもっとしょうもない。

Latest Lady In The Water GIFs | Gfycat

いやでも、こういうタカが女を連れて行くカットとかスゴかったし、スケール感がなかったわけではないのがまた不思議なシャマラン作品。毎回そうやな。

Lady in the Water (2006)

ラストにはこんなゴリラが三匹も出てくる。

 

所々「幻魔大戦」的なアツい、盛り上がる展開だってある。住民一人一人の存在に実は意味があったのだ、と皆が自身の使命に気付いていく展開はアツい。サイオニクス戦士たちを思い出す。「特殊能力を持っていたのは、実は見た目が普通のオッサンやオバサン」てのは良いよなあ。「レディ・イン~」では特殊能力というか、人より少しだけ秀でた所程度なのだけど。こういうのって戦争映画の高揚感に近いのだな。

Subterranean サブタレイニアン: 幻魔大戦

しかし、やたらとメタ的な視点を取り入れていることは気になった。第一妖精の名前が「ストーリー」て。マジメに映画見る気をなくしかけた。それから主人公が「物語の専門家」に次の展開を尋ねる、というキテレツな展開もある。コレはめちゃくちゃ笑ったけど。良い画も撮れるんだし、もっと自信もっていいと思うぞ、シャマラン!