サビィェ

「ブラックアダム」、やりましたね。コレは面白かった!

Black Adam recebe primeiro teaser clip | MHD

圧政に立ち向かうべくスーパーヒーローの力を得たテスアダムが色々あって現代に蘇る。現代人の受け止め方も「帰って来たぜー!フー!」とかなので、勢いが削がれないように考えられている。「マンオブスティール」における、スーパーマン=超人に畏敬の念を抱く、みたいな演出はもう古臭いのだろう。ロックスターみたいに登場しても良いのだ。

現代に蘇ったアダムはワケも分からず、とりあえず戦闘機を素手で破壊、敵意を向ける奴らを皆殺し。壁をぶち抜きながら移動。困ったら放電。それをずっと微妙~な面持ちで演じているのが面白い。ドウェインによくマッチしたキャラクター。基本微妙~な顔をしている中、少年が殺されそうになる場面でのアダムが思わず感情を思い出す所は良い場面だったな。

そんなテス・アダムを狙うJSA。アマンダ・ウォラーによって招集されたこのメンツも皆キャラが立っていて良かった。アダム視点で見るなら彼らこそ今作のヴィランなわけだが、彼らも彼らで一応ヒーロー。この塩梅が面白かったな。そして案の定?、より強大な敵が現われたことで共闘!テッパンですな。

仮死状態にされたアダムをもう一度呼び覚ます場面では、しっかり「大魔神」や「ガメラ」的な演出を踏襲。「シャザム!」の一言のためにタメにタメまくる。こういう基本は大切。

最後は玉座↓をぶっ壊して終わる。「君のの名は?」「ブラックアダム」とドウェインの口からは言わせない演出も粋だ。「ロボコップ」!

The Rock's Black Adam Box Office Claims Disputed in New Report | Den of Geek

ここ数本に勢いがないMCUに比べると、景気の良さで圧倒的勝利。ドウェインジョンソンは立派な俳優やな。自身もプロデューサーを務め、ちゃんと全年齢に向けて娯楽大作を作っている。そして主張もある。サイコウ!

 

そして楽しみ「ウィッチスターズ」。

パワフルで素晴らしかった!素晴らしい映画でした。